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玉子焼き
玉子焼き――シンプルでメジャーで、でも実は結構難しい料理です。
また、玉子焼きは、バリエーションも豊富ですね。オムレツも広義では玉子焼き。
うちの実家の玉子焼きは、溶き卵を薄べったく焼いて二つ折りにしたもの。これにお醤油をかけて食べます。朝食によく出ていました。
しかし、わたしは当時、これがキライでねえ……完全に火が通った固い玉子のボソボソした食感がイヤでした。この玉子焼き、時々お弁当にも入るんですが(このときは巻いてある)、そのときは塩コショウ。これもイヤだった。
あとついでに目玉焼きも、黄身までしっかり火が通っていました。
わたしとしては、オムレツが食べたかったんですよ。あるいはお寿司屋さんなどで出てくるダシ巻き卵。
でも、うちの母は今ひとつ料理は上手くなくて、こういうのは頼んでも作ってくれませんでした。
一人暮らしになってからは、実家での鬱憤を晴らすように、料理に凝りました。
もちろんオムレツもよく焼きましたよ。自慢じゃないけど、料理の腕は母より上だと思う。母の玉子焼きよりずっと美味しかった。
やっぱりオムレツは半熟で、ケチャップをかけて食べるに限りますね。まあ、マヨネーズやカレーもよくかけていましたが。
でも、時々は母のあのパリパリの玉子焼きが食べたくなるんですよね。
毎日食べていたときは「え~、また~!?」とか思っていても、いざ口にしなくなると、ふと食べたくなる――こういうのを「おふくろの味」っていうんでしょうね。
by yukinko: 2008-2-18 14:45